シンプリストでも食事だけはシンプルにすべきでない!

バランスがたいせつ

こんにちは、ひろつそです。

シンプルライフ的に部屋環境や服装と同様、食事もシンプルにしたほうが良いかなとと考えることもありました。

過去形ですね。
今では逆に色々なものを取る方が良いと思っています。

私達が食べる理由は生きていく上で燃料が必要だから。
そして、体のメンテナンスのために材料を補給しなければならないからです。

三大栄養素といえば炭水化物タンパク質脂質

どれも大切ですね。
ただし、偏りすぎるといけない。

多すぎる炭水化物は体が捌ききれなくて脂肪にされてしまいます。
ダイエット本では最初に書かれていますよね。

TVで新たに注目される食品が取り上げられるたびに、あれが良い、これが良いと騒がれるわけですが、そういう傾向は永遠に続くことでしょう。

こちらとしてはそんな繰り返しからは距離をおいて、腹7分目のほどほど食生活をおこなうべきです。

常に腹一杯の満腹生活を避け、ある程度に空腹状態にする。
そのリズムが大事だと思います。

空腹すぎても、体が飢餓に備えようと脂肪を溜め込むので注意が必要ですが。

抗酸化物質で活性酸素除去

エネルギーはほどほどに得るとして、メンテナンスはどうするか?
老化促進、各病気の原因であるとされるのが活性酸素です。
私達人間は生きるためには酸素が必要なのですが、そのうち2%程が活性酸素となります。

体内の細菌・ウイルスだけを退治してくれるのなら良いのですが、諸刃の剣であり、増えすぎると体の細胞を攻撃するわけです。

要は体をサビさせる元ですね。

この活性酸素を消去する物質が抗酸化物質です。

体内でも作られるのですが、抗酸化物質そのものを食事から摂取しようとすると、主にポリフェノール、カロテノイド、含硫化物等があり、それぞれに多くの種類があります。

しかし専門職でもない限り、いちいち覚えていられません!

また、特に野菜や果物に多いこの抗酸化物質ですが、それぞれ役割が違ってくるので、どれかひとつを集中的に取るというわけもいかないです。

TVで取り上げられた食品を集中して取るだけではダメなわけですね。

北里大学名誉教授の塩谷信幸氏がを目安にするよう提案していますが、すごく解りやすいと思いました。これだと、物質の種類を気にする必要がないですね。

 トマト・リンゴ・赤唐辛子・苺・パプリカなど
 人参・南瓜・オレンジなど
 バナナ・レモン・とうもろこし・サツマイモなど
 ブルーベリー・プルーンなど
 緑茶・小松菜・キャベツ・ブロッコリーなど
 ブドウ・ナスなど
 ごま・黒豆・ごぼうなど

リコピンやβカロチンやカテキンなど幾種類もある成分ですが、色で区分けするとシンプルになりますね。

シンプリスト的には不食を目指すべき?

確かに実在していますよね、不食者の方々。

朝日を浴びて生きていくエネルギー充填完了という、すばらしく効率の良い生き方です。

実際に科学者立ち会いの研究も行われ不食で問題なく生きているとか。

ただし、はっきりと不食生活できる理由が解明されていないかぎり、再現性に乏しいと思いました。
全人類に適用できたら食糧問題解決ですが……。

太陽エネルギーをうまく体内に取り入れる仕組みが仮に人類にあったとして、それが万人にオン状態にする方法が解らないかぎり、全員がトライするのは困難だと考えます。

いつか人類が最大の食糧難に面してしまったとき、みんなで覚醒する時が来るのかもしれませんが……。笑

身体に害になるものは避けるべき?

明らかに害になるものを大量に取り込むのは当然やめるべきですが、神経質になるほど気にするのは、かえって不健康の道を進むと思います。

少量の毒はきちんとデトックスしてくれるのが私達の体。

仮に全く純粋な栄養物だけ食べても、いざという時に抵抗力がなくてよりダメージを受けてしまう場合があるでしょう。

ベジタリアンを目指して肉を絶対に避けるという生活も、適応できる体質の人と、そうでない人がいるはずです。

私の親戚の老夫婦は極端に肉や脂を避けた食生活をしたところ夫婦揃って体を壊し入院してしまいました。

腰に良い食事ってなんだろう?

腰痛持ちが注意するとしたら、ひとつめは肥満。
余計な脂肪が付くことにより、適切な体のバランスを取るのが困難になるでしょう。
アルコールも控えめにしないとカロリー過多になります。

ふたつめは骨の強化のためのカルシウムとビタミンD。
骨がもろくなって背骨が圧迫骨折となると腰痛の原因となります。

どちらにしろ、できるだけ偏らないように色を意識して食するのが良いでしょうね。

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