自分の失敗話なんですけど、原因はやっぱり自分の処置にあったのでした。
交差点を渡っているときに、左ペダルが、正確にはクランクからポロッと外れてしまいました。
四車線の車道を横切るときだったんで、信号待ちの運転手たちも「え?」って思ったことでしょう。
私も思いました。(笑)
自転車でぶらぶら周るポタリングが趣味のひとつである私は、当然自転車に乗っている機会も多いです。
よく使う自転車ですから、そりゃ不調なサインを出してくるときも多々あります。
今回はトラブルから2日前のこと。
漕ぐたびにギシギシと音がリズムよく鳴り始めました。
どうやら音の発信源はクランクの根元。
クランクというのはペダルが先端にとりつけてあるやつです。
簡単に説明すると一般的には自転車のフレームの穴にボトムブラケットを通して、右側のチェーンリング付きクランクと左のクランクをつなげているわけです。
ものすごく大雑把な説明でもうしわないですが。(汗)
ペダルが付いている回す部分がクランクという名称だったのを、今回調べて初めて知ったのは、ここだけの秘密。
(今まで、「ペダルついてるやつ」と呼んでました)
自転車がギシギシ鳴りだしたら、まず、どうするか!?
はい、私はとりあえず油を差してしまいます。
今回のギシギシ音もそれでしなくなりました。
試しに家の周りを軽く周回してみましたが、全く音は出ず。
問題解消!!!
とは、ならなかったのが今回の結末です。
変な音がしていた原因は、わずかに左ペダル側のクランクが緩み始めていたから。
そして、この左側のクランクをボトムブラケットに固定しているボルトは、普通に右ネジでした。
時計回りに回すと前で進むやつです。
瓶のフタで言えば、締まる方向ですね。
ボトムブラケットの左側部分は、逆ネジになっています。
そうでないと左側は自転車を漕いでいて常に反時計回りに力が加わるので、緩んでしまいますから。
私はクランクの部分もそうだと勘違いしていました。
もしかしたら高価なものは違うのかもしれません。
しかし、私の現在の愛車は、ふつうのママチャリ。
緩みはじめた左クランクの根元に油を差したということは、より摩擦を減らして外れやすくしていたという大ボケをかましていたわけです。(悲)
そりゃあ、外れる!
確実に、左クランクは外れる!
なにしろ、体重をかけてまで漕ぎながら、反時計回りの外す方向に力を加え続けていたわけですからね。
ご丁寧に油を差してまで。
幸いだったのは、速度を落として交差点を横切っていた時だったこと。
猛スピードで車道の左端を走っていたときだったら、大事故になっていた可能性もありました。
常に使用しているモノだから、仕組みを理解して整備を怠らないようにしなければなりませんね。
反省です。