シンプルな怒り対策は、見ざる言わざる聞かざるに尽きるかも。

2週間ほど、どこで怒りの感情がでてくるのか素直に記録してみました。
予想通りといえばそれまでなのですが、8割方ほとんど自ら怒りのもとへと近づいているのが原因でした。

いちゃもんつけてくるよその国の記事や、理不尽な理由で犠牲者が出たニュース記事などにですよ。
怒りたくなければ、見なきゃいいのに……。

これ、実は自分が親に対して、いつも言ってることと同じですね。

その昔、ファイターズが来る前は北海道のテレビで放映される試合は、ほぼ巨人戦でした。
母はそのころ、まったく野球観戦にさえ興味なかったのに、今では必ず試合を観戦しています。
テレビ放送が無い時でも、ラジオを聴くのは欠かせません。

北海道に日本ハムファイターズが来て15年目の現在、両親はさらにチームの成績に対して厳しくなりました。
クリーンナップが打てないと文句を言い、ピッチャーが打たれるとわめきます。(笑)

たとえ4番の中田選手が打てなくても、困るのは査定にひびく中田本人であって、ウチの親がお金を損するわけではありません。
怒るだけ無駄にカラダに悪影響を与えるだけです。

そんな親に対してのわたしのいつものセリフが、「わざわざ見なきゃいいのに」です。

しかし、それは自分にも言えたことだったんですね。
テレビのニュースから離れているのは良いとしても、ネット上でわざわざ怒りのもとに近づいています。

ほかのことに集中していて、わざわざ余計なことに時間を割く暇がなかったときは、怒りなんて沸きませんでした。
怒る原因から距離を置いていたわけですから当然ですね。

怒ったときの記録をみると、客観的に確認することができました。

怒りのもとに近づかなくても、向こうからやってくることはあると思います。
あのお釈迦様でさえ、感情が起こる原因の第一の矢を避けることはできません。
第一の矢が当たらないと、感情に気づきようがないからです。

しかし、第ニの矢に当たることは避けられると言ってます。
第一の矢への対応は、自ら選択できるからです。

わざわざ矢に当たりに行くのを避け、飛んできた矢に当たったら、矢が当たった事実だけを認識する。
日頃、このことを意識して生活していきたいものです。

ただし、心理学では、もし怒りを抱いてしまったときは、怒りに対してネガティブになるのではなく、この怒りが自分を成長させてくれると感じて利用してしまうのが良いようですね。

 

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