新川河口のオタルナイ湖(旧小樽内川河口)へ行く

正確にいえば今回の新川河口は札幌市手稲区ではなく、小樽市になります。
ですから区域外。
実は札幌は海に面していないのですよ。

道道373号線から河口側に伸びた未舗装道は北海道から委託された小樽市の管轄になります。

許可車両以外はゲートに阻まれるので注意!

2017年からしっかりしたゲートが設置されています。
許可された車両以外は通れません。
ゴミの不法投棄と自然環境破壊の防止を強化した結果だと思われます。

このゲートから河口まで1.5キロほどですかね。
自転車だと楽そうだけど、どちらにしろ未舗装では私のママチャリのタイヤはダメージ受けるだろうから歩きで。

帰路では、4台の車とすれ違いました。
1台は護岸工事のための工事関係車両のトラック、ほかは新川マリン会関係者の人たちかな?

明治のなごり小樽内橋

明治時代には既に架かっていた小樽内橋
廃橋になって30年以上経つとか。
崩壊している部分もあり、渡れません。

新川河口右岸の工事が行われていました。
これを機会に廃橋の取り壊しも行われるのでしょうか?
北海道建設新聞社サイトの記事によると、18年度から解体作業開始2017年3月の記事では耐震補強のひとつに入ってますね。
最終的に解体後に新しい橋?
それとも残っているあの廃橋をベースに耐震補強で復活させるということ?

小樽発祥の地・オタルナイ

河口の右岸側に位置しているのが旧小樽内川河口であるオタルナイ湖です。
アイヌ語で砂川という意味のオタナイ、砂浜の・中の・川という意味のオタ・ル・ナイ。
つまり小樽という地名および小樽発祥の地ですね。

そして、そのオタナイ発祥の石碑を見るつもりだったけれど、すっかり忘れていた!
なにしろ、新川中央橋からスタートしたので片道で約5キロ。
それで気力が……。

もっとも、現地でしっかりと歩ける道があるとも知らず海側から眺めて満足してしまったのですが。
いしかり海辺ファンクラブさんのサイトで、わかりやすいフットパスコースのマップがPDFで入手できるということを後で知りました。

そういえばグーグルマップでオタナイ発祥之地碑の記載を見かけたんで、行こうと思ったのだった。
再度、訪問したい。

 

最後の写真の左上に写っている鳥の陰。
下のふたつはツバメ。
浜では明らかにツバメのシルエットの鳥が飛び交っているのが確認できました。

『北海道 野鳥観察ガイド』によるとショウドウツバメという種類のようで、このあたりは繁殖地のようです。
住んでいる場所の近くにツバメが飛び回っていたとは知らなかったなあ。

石碑は見忘れましたが、ツバメが見られただけでも良しとしましょう。
まあ私のデジカメじゃ、はっきり撮ることは困難なんですがね。
シギ類やチドリ類は残念ながら見当たりませんでした。

 

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