テーブルヤシは樹形乱れるけど愛着湧くよ!

4年前にダイソーで購入したテーブルヤシ。
100円ではなく7株入って300円商品のほう。

安くて丈夫で育てやすいとはいえ、直射日光が当たる窓際に置きっぱなしにしていたこともあり、一時は葉の緑が脱色でもしたかのように白く薄い状態になったことがありました。
枯れそうでしたが、日陰側に退避させて何とか回復。
耐寒性・耐陰性で優れているとはいえ無理させるわけにはいかないなあ。

このテーブルヤシの樹形は育つほどに乱れます。
その点では、同じようなヤシ系のタイプとして、値段的に高価なアレカヤシやシュロチクに劣ってしまうのですね。
あちらのほうが、姿かたちがお上品という感じ。

ただし、ひとまわり大きく育って樹形が乱れたがゆえに気づけたことがあったので、あえて「ありがとう」と言いたい。
この葉のかたち。
単羽状複葉で細い葉が交互に柄の両側に生えているんですけど、混みいってもお互いの隙間を通って伸びていくのです。
まあ、知ってる人には当たり前のことだろうけど、私の場合は実際に入り乱れている葉を眼の前にして、

「ああ、それで葉がこのカタチだったのか!」
と感動したわけです。
(画像だと右上の状態が分かりやすいかな)

「俺は勝手に伸びるね、お前も俺の隙間から伸びろ!」
そんな葉っぱたちの囁きが……聞こえてきたら、さすがに頭の検査が必要か……。

事前に書籍や他人から得て知ったことで感動できることは多々あります。
それとは別に、何も知らない状態でふと気づけるのことがあるのも、小さなことではありますが、感動できるものです。

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