今回は、円山 → 旭山公園 → 藻岩山 ルートでトレッキング。
実は藻岩山には登ったことがないのでありました。
延べ札幌市民歴20年ぐらいあるのにね……。(笑)
円山の登山入り口は2つあります。
ひとつはお地蔵様が並んでいる八十八か所コース。
もうひとつが西町動物園裏コース。
今回とったルートは、八十八か所コースから頂上へ行き、藻岩山方面へ行きたいので下りで西町入り口へ。
復路で再び円山エリアに入ったら、動物園裏コースを通ってスタート地点へ戻ります。
自転車もそこに駐輪しているものですから、戻るしかない。
八十八か所コース入口は、円山八十八か所大師堂さまの横を通っていくのですが、ここでいきなりトラブル発生。
まずは大師堂さまで軽く挨拶を済ませ、「さて、登るか」とトレッキングポールのストラップに右手を入れた瞬間、いきなりブチッと切れました。(汗)
「ええーーっ!?」
まあ、心当たりがありまくりなんですけどね。
ポールを短く持つときに、手首をストラップで釣るように支えて、必要以上に負荷を与えて使用していたためでしょう。
下の記事のBスタイルですね。(危険なのでダメ)
もしも調子にのって再びストラップを手首に引っ掛けて登っていたら、切れた瞬間に対応できずに大怪我をしていた可能性もありました。
それを回避するために、出発前に教えてくれたのでしょうかね。
弘法大師空海さまからダメ出し食らったようです。
感謝であります。
気を取り直し、改めて出発。
円山は家族でも楽に登れる人気スポット。
土と落ち葉の道で子供にも優しい。
そして私の足腰にも優しい。(笑)
急な登りになるのは一箇所。
標高50mあたりから、高度50mほど登ります。
標高100mあたりで、北西にのびる尾根道をほぼまっすぐ。
頂上までは、ところどころで、お地蔵様がお出迎え。
わずかに小高い場所がありませすが、側面の道を通るのでほぼ、高低差なし。
最後に、ちょっとした急斜面を登ると頂上です。
頂上で迎えてくれる山神様の碑。
標高225mの三角点です。
頂上は安山岩の岩場となっています。
アイヌ語で「小さな岩山」という意味のモ・イワ。
昔は円山がこのように、アイヌにはモ・イワと呼ばれていたようです。
今は藻岩山が引き継いでいますね。
登山の途中もキシキシと音が周りからしてきたのですが、三角山登山のときと同じようにゴジュウカラが餌を探して飛び回っていました。
素早いのでピントがずれた写真しかとれませんでしたが。
札幌の街並みがよく見えます。
頂上で一休みしたあとは、西に延びている登山コースを通って、円山西町入り口へ向かいました。
下っていくだけなので楽。
下りきったところで分岐点。
住宅地横にある円山西町入口。
ここから旭山記念公園を通って、藻岩山へ向かいましたが、それは別記事で。
藻岩山からの帰路で再び西町入り口へ。
ある事情で大変疲れました。(笑)
円山動物園裏の自然歩道を進みます。
緩い傾斜道がある程度で、その後は高低差はほぼ無し。
天然記念物円山原始林。
手がつけられてない自然の状態の樹々は、間近で見ると迫力あります。
スタート地点の大師堂さん横に出て、到着です。
街の近くにあって手軽に登れる良い環境があるのは嬉しいですね。