瞑想をスモールステップ的に簡単な方法で取り組んでみる

瞑想は脳や身体の能力向上に効果があるのは、すでに広まっていますね。
マインドフルネス瞑想も簡単にいえば、今この瞬間を感じ取るということに集中して瞑想を行うことですね。
昔から瞑想と深い関わりをもっているのが坐禅でしょう。
今ではネット上でも禅僧の法話を聞ける場が多々あると思いますが、私は利用しているのは下記の場所。

禅 少林窟道場

少林窟道場・5世 井上希道老師の講話が毎日聞けるのですが、これがすごい。
何年聞いても、ひとつのことに結論づいています。

即今底(そっこんてい)

「今、この瞬間をどう生ききるか!」しかないという主張ですから、当然そう言い切ることが禅の真理なのでしょう。
マインドフルネスも、宗教的な禅やヨガからの流れに対し科学的研究結果の流れの違いとはいえ、「今」を感じる点で共通になります。
行為において結果的に身体機能を向上させることに繋がるのなら、それほど違いにこだわる必要はないと考えます。

座禅というと、一点集中。
どんな心のゆらぎにも動じないようにひたすら座る、みたいなイメージがあります。
ただし素人がいきなりそれやろうとしても難しい。
集中できない、よくわからん、やーめた!ではもったいない。
ですから少林窟の老師も一呼吸に徹しろと教えてくれます。

吐いて吸って、吐いて吸って、吐いて吸って……。
ただしそれでも、なんとなくつかみづらいと思った私はさらにスモールステップで半歩だけ進む方法を取りました。

吐くことだけに集中する

口をすぼめて、ゆっくりと吐く。
本来は鼻呼吸は脳の刺激にもよりよいのですが、慣れていないと難しいので口で息を吐きます。
せめて吐く音が聞こえない状態までに静かに吐く。
そして吐くことに集中する。
吐ききったところで、口を閉じる。
すると、カラダが勝手に鼻から息を吸いはじめるので、ただそれに任せる。
吸い終わったところで、再び吐き始める。

頭のなかで「吐く、吐く、吐く……」と唱えても良いでしょう。
吸うときに意識がそれても構わない、気にしない。

もちろん慣れてきたら、鼻呼吸で吐く・吸うに集中して続ける方法にステップアップしてOKです。

どうしてもカラダの部位に意識を集中させるやりかたは苦手だなという人は、この方法も試してみればいかがかと思います。

 

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