銭函天狗山トレッキング!いつも目立っているあの山。

近郊ポタリング&トレッキングの一貫として、日頃見ていて気になる山頂は制覇しておこうと思い、今回は銭函天狗山を目指しました。

地図上だと「天狗山」と記載されていることが多いのですが、近場に同じ名前の山もあるので混乱を避けるために銭函天狗山と言われています。

前田森林公園橋から眺める銭函天狗山。

高さは536mで手稲山の約半分ほどなのですが、山頂の岩肌がむき出しになっているので、よく目立ちます。

確かに、いかにも天狗山と名付けたくなりそうな容姿をしてますね。(笑)

毎日見かけていることもあって、なおさら自分の住まいから近くにあるように感じるのですが、実際に自転車を走らせて近付こうとすると、これが遠い!

クルマだとすぐなのですがね。
自転車だと麓まで近づくのに、上り坂を進むことになります。
途中にある札樽自動車道をくぐって行くトンネルが数箇所あるのみなので、自然と遠回りにもなってしまう。
急斜面のため、後半はほとんど自転車を押すことに。

アプローチまでの前半戦で予想以上に体力を使ってしまいました。

 

住宅エリアの端に建っている登山道入り口の看板。
「銭天登山道入口」と記載されていますね。

通称「銭天」と言われています。
響き的に、萌アニメタイトルにありそうな感じですね。

 

 

こんなのや、

こんな感じで女子高生が放課後登山タイムするみたいな……。

閑話休題。

 

登山道入り口。
矢印が左を向いているので、最初はルートが左側にあってこれは別の道かと勘違いしてしまいました。

 

丁度、左側というか駐車場奥にルートらしきところが。
結局、電線整備ルートらしくて間違っていることに気づき引き返しましたが。(笑)

 

出だしから躓く。
気を取り直して進むことにします。
すでにスタート時点までのポタリングで疲労感があるからか……。

 

北海道ですからね、ヒグマに対しての注意書き看板。

 

標高170m地点に建っている「銭天山荘」。
ここから左に曲がって、谷筋横を登っていきます。

 

向かっている途中で雨が降ったり止んだりを繰り返していたのですが、それほど地面は濡れていなかった。

標高240m地点で尾根に上がっていくため、道が左に曲がっています。
最初、まっすぐに谷をそのまま進もうとしたのですが、寸前で気づく。
赤い目印がついているので、初見には迷いやすいポイントなのでしょう。

 

後は、ひたすら頂上まで尾根道を直行です。
山を登っているという感じがしますね。(笑)

人の気配がしてきますが、隣のチサンカントリー倶楽部のゴルフ場があるため。
パシッとボールを打つ音が聞こえてきます。

 

途中、ロープも配置されている50mほど上がる急勾配。
下山のときは特に役に立ってくれました。
ありがたい。

急斜面を乗り越えると、あとは緩やか。
岩や石が目立ち始めました。

 

いつも麓から見えている岩肌が前方に!

札幌の街が広がっているのがよく見えます。

ここらで、デジカメから「電池残量が足りないよ」との警告メッセージが。
丁度、前方に座るのに適してそうな大きめの石があるので、休憩を兼ねて電池交換としますか。

ん???

「ここでフンをした野生動物は、どこのどいつだあ!!」
(海原雄山的に)

私の行動を先回りして邪魔をしたケモノがいるとは……。

天気が不安定で心配だったけれど、頂上付近では晴れて良かった。
銭天の山頂は岩場が多いので良い景色が望めますね。

崖から下を覗くと、足がすくむ。(笑)

 

中央が手稲山。

山頂に到着。
三角点があります。
標高は536.7m。

真の最高地点の看板はちょっと素朴な感じ。
表記は「天狗山」。

もう少し奥に行くと、別の看板が置かれていました。
こちらは「銭函天狗山」と高さの表記。

確かにこちらのほうが、開けてて景色いいものなあ。

NHK『ブラタモリ』を視ている影響か、地質も気になるようになりました。
銭天の頂上付近は輝石安山岩の柱状節理となっています。
板状になっているのが、そのまま板状摂理。

いつも見ていて近場にあるとは言え、実際に登ったのは初めてでした。
近くて低いとはいえ、結構、本格的な登山ができる山だったんですね。

 

 

 

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