北海道鉄道技術館に行ってきました。(その1)@JR北海道苗穂工場

北海道鉄道技術館JR北海道苗穂工場内にあります。

開館日時は毎月第2・第4土曜日の13:00から16:00までです。
入館料は無料

公式サイト:一般財団法人 JR北海道文化財団 トップページ

ん?開館日時?
休館日でなくて?

そうなんです。
JR北海道の工場敷地内にありますからねえ。
常に開放しているわけではなく、月に2度だけ一般公開といった感じでしょうか。
しかも午後の3時間半のみ。

そして2018年は胆振東部地震があった影響で、10月いっぱいまでは臨時閉館となっていました。
私も北海道鉄道技術館の存在を知ったときに、次の土曜日(11月10日)が久しぶりの開館日だと知ったのです。
これはタイミング的に行くしかないと思い、馳せ参じたしだいであります。(笑)

とくに鉄道ファンというわけではなかったんですけどね。

当日は他にもいろいろ廻っていたので、現地に早くついてしまい開館時間まで斜向かいのアリオ札幌で時間つぶし。
ビール工場見学でつい最近も来たなあ。

正門を抜けてすぐ左側に建っている管理事務所には、すでに20人ほどの見学者が待機していました。
係の人から用紙をもらい氏名を記述。
技術館見学は初めてなので、構内移動の注意点・説明を受けます。

時間が来て、各自移動開始。

敷地内に入らなくても沿道から見えるのが、このC62主動輪ですね。
以前、横を通ったときに、これは見覚えがありました。
というか、この苗穂工場の奥に技術館があるとは今まで知りませんでした。

この線路を横切る手間の右奥がクルマでの来館者用駐車場。
そしてその駐車場奥に野外展示としてSL D51-237とキハニ5005がありました。

キハニ5005号。
説明書きによると鉄道省として初めて登録されたキハニ5000型四輪二等貨物ガソリン動車12両のうちの1両。
当時の図面をもとに復元されたものとか。

こちらはD51-237号機。
乗ったことないけれど、蒸気機関車といえばなんでもデゴイチだと思っていた時期がありました。(笑)

蒸気機関車アニメといえば幼少の頃に見ていた「ジムボタン」が印象深い。
いまの子どもたちには、「きかんしゃトーマス」がダントツなんでしょうけれど。

OPが熱血だったなあ。
「ジっムっボタンはっ!きっ、みっ、だあああ!!」

D51-237とキハニ5005、冬期間はシートで保護されているとのことです。

こういうパイプが張り巡らされてるのを見ると、工場敷地内に来たという感じがしますね。
指差し確認の標識が、右左表示で鉄道らしい。

そしてこの手前を右にまがると……

鉄道技術館の場所になります。
たしかに工場敷地内奥にあるんで、そんなほいほいと開放して歩かせるわけにはいきませんね。

赤レンガが映える。

鉄道技術館むかって右手前に展示されているのがC62 3号機です。

じつはこれまでの写真画像は帰路で撮ったものでした。
13時開館の時点での天候はごらんの通り。
天気予報が一日中曇りだったので、手稲から苗穂までポタリングしてきた私は、傘なんて持ってきていませんでした。
帰り際に雨があがってくれてよかったです。

配布されていたパンフレットによると、このC62が国内最大の蒸気機関車なんですね。
D51だと思っていたそんなレベルの鉄道知識の私……。

展示は夏期のみで冬期間は見られないようです。
雪が降ったら、移動なのだろうか?

順番に運転席に乗ることができます。

C62が止まっているホームには、腕木式信号機の小屋と苗穂工場の駅看板。
(駅看板という呼び名で良いのだろうか)

降りない駅でも列車に乗って通り過ぎるときに見られるけれど、この苗穂工場駅看板は、ここのみだろうか。
そう考えると、なかなか貴重。

すぐ近くにはDMV901号が展示されていました。
JR北海道がマイクロバスをベースに開発した、線路と道路の両方を走ることができる試験車両です。
残念ながら開発中止に。

今現在、つぎつぎと採算の取れない路線は廃線決定になっていますが、この車両が活躍する姿も見たかったですね。

なんか横に焼き切られている廃車両がありました。

奥の方を伺うと、新苗穂駅の姿が遠くに見えます。
旧駅は南口のみでしたが新駅は連絡通路で北口にも繋がっています。

利用者には一気に便利になることでしょう。

さて、それでは中を見させていただきますか。

館内の様子は、次回につづく。

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