鼻血が出た時は、とにかく鼻をつまむ!
こんにちは、ひろつそです。
それほど発生する頻度が高いわけでもないけれども、ついつい油断して鼻血が出る状況に陥ることもあると思います。
ちょっと鼻の穴がムズくて、うっかり爪で鼻孔を傷つけてしまったり。
のぼせたり、強く鼻をかんでしまったり。
実際に大した傷でなくても、目の前でポタポタと自分の鼻から血が落ちるのを見ると、余計に焦ったりしますね。
応急処置としては
- 慌てずに、親指と人差し指で鼻をつまむ
- 場所は入り口あたり、軟骨の当たらない「小鼻」の部分
- 顔は下に向けて、3分~5分ほど、そのまま保つ
以上です。
鼻の入り口、1センチほど奥に毛細血管が集まっている場所があります。
専門用語でキーゼルバッハ部位というようです。
粘膜層も他の部分より薄いため、ここが傷ついてしまうと、出血しやすいわけですね。
鼻腔は粘膜層ですから、皮膚と違ってカサブタができないためにどうしても止血は遅くなります。
ですから、圧迫することで血の流れを止める必要があるんですね。
してはいけない、あの2大有名鼻血処置
ティッシュを鼻に詰める
実は傷口を止血できていません。
小さい頃、普通に止まった記憶もあると思いますが、傷口ではなく鼻腔内で血を止めた結果です。
逆にティッシュを詰めると、血を吸って鼻腔内に余計に呼び込む可能性が高まります。
かくゆう私も、以前は普通にティッシュを詰めて対応していました。笑
以前、私が鼻腔を傷つけて出血してしまったときのことです。
思ったよりも傷口が大きかったせいかテイッシュの隙間から滲み出てしまい、ドンドン流れるだけでした。
止まったかなと勘違いしてティッシュを抜いてみると半端に固まった血がドロっと流れてきました。
さすがに焦りましたね。
まるで、脳内から液体が流れたかのようでした。
上を向いて首の後ろをトントン叩く
これ、最初に行った人は誰なんでしょうね?
で、どうして私たちはこの動作をやってしまうのでしょう?
誰かがやっているのを見てか、TV番組のドラマか何かでそういう動作をしているのを見てか?
子供時代、鼻血が出た時に誰かから、そういう指示を受けたのか?
とにかく、全く無駄です。
顔を上に向けると、血が喉のほうにも流れやすくなってしまいます。
それでも止まらない場合は病院で診察を受ける
長くても15分ほど圧迫止血をすると鼻血は止まります。
しかし、それ以上経っても出血が収まらない場合は傷口が相当大きいか、単に鼻腔を傷つけた以外の原因が考えられます。
早急に専門家に診察してもらうのが良いでしょう。
鼻血が止まっても、しばらく無理しない
圧迫止血で解決したとしても、傷口が完全に治癒したわけではありません。
2,3日ほどは刺激を与えるような無理な行動を慎むのが良いです。
鼻を強くかんだり、激しい運動をしたりすることは、避けるべきですね。
まあ、私がその失敗をしてしまっているわけですが。笑
もう自分の鼻は大丈夫と過信してしまい、翌日に腕立て伏せをしていました。
鼻がじわーとしてきたなあと思ったら、床にポタポタと出血。
再度、鼻をつまみながら、床の掃除をする羽目に。
皮肉にも床の血を拭うために、今度のティッシュは正しい使い方をしたわけですがね。
自分が出血しなくても、家族(特にお子さん)や学校内での友達、業務中の仕事仲間が鼻血を出してしまう場面に出くわす可能性は高いと思います。
特にこの鼻血に関しては、間違った処置が結構広まっています。
そんなとき、正しい対応ができると安心ですね。