札幌市の商業地を東西に貫いているのが、大通公園です。
東側の一番端には、札幌市のシンボルとしてそびえ立つ、「さっぽろテレビ」。
反対の西端にあるのが、「札幌市資料館」になります。
元々は札幌控訴院として大正時代に建てられたものです。
裁判所の移転を機に、札幌資料館として開館。
その後、文化資料室が移転、空きスペースではギャラリー展示場になっており、平成18年には札幌控訴院当時の法廷を復元した「刑事法定展示室」設置されました。
入場料は無料。
通常は毎週月曜日と年末年始が休館日です。
建物は札幌軟石を使用したもので、札幌市有形文化財となっています。
札幌軟石の建物は、その存在だけで歴史を感じさせてくれますね。
実は私も入館したのは今回が初めてでした。
何度も通り過ぎることはありましたが……。
普段、2階の部屋は、おおば比呂司氏作品のギャラリーとして使用されているようです。
私が訪問したときも、そうでした。
札幌市出身のデザイナー、漫画家で、旅先での多くのイラスト展示を見ることができます。
復元された法廷内は取り忘れてしまいました。
ただ、当時の裁判の様子が伝わってくるかのような緊張感を味わえます。
札幌資料館の向かいあるのが、サンクガーデン。
数種類のバラが綺麗に咲いています。
大通公園のなかでも端に位置しているものですから、中央部分のエリアよりは人通り少なめで、まったりとできるので休憩するのに特におすすめ。(笑)
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