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最後に大腸のファイバースコープ検査を受け、ポリープをひとつ発見。
翌朝をもって一週間ほどの入院生活を終えたあとは、経過をみるための通院となります。
病院側から最初に渡された予定表は下記のとおりでした。
手術 | 入院期間 | 痛みや出血の危険がある次期 |
1週間後 | 入院期間 | 痛みや出血の危険がある次期 |
2週間後 | 糸が脱落する期間 | 痛みや出血の危険がある次期 |
3週間後 | 糸が脱落する期間 | |
4週間後 | 肛門外皮膚の治癒 | |
5週間後 | ||
6週間後 | 肛門内粘膜の治癒 |
術後2週間は毎日通院で、2週間以降は1日おきの通院です。
一週間は入院していたので、実際に毎日通院する必要があったのは退院後の一週間。
1日おきに通院したのは、術後1ヶ月めのうちの後半2週間でした。
傷の治りは時間の経過にまかせるしかない
最初の2週間あたりは排便時も、まだ傷口がつっぱる感じで痛かったのですが、徐々にその痛みが和らいでいったかんじです。
排便時に傷口開いて裂けるかもという恐怖はありました。
想像していたよりも結構痛みが引きずっている感じですから、心配になりますね。
以前もお話ししましたが、痔核は患部が粘膜の部分です。
皮膚ならカサブタができるのですが、粘膜は違います。
傷口そのものは修復されて小さくなっていくのですが、出血は止まらない状態です。
通院中は患部の確認と、軟膏をつけて消毒。
会計時に渡される医療費明細票にて確認すると、強力ポステリザン軟膏とネリプロクト軟膏を処置されています。
強力ポステリザン軟膏に関しては退院時にも渡され、1日1回をめどに使用しました。
坐薬タイプではなくて、一回使い切り型のプラスチック容器に入っています。
キャップを取り、ノズル部分を肛門に挿して注入するのですが、ノズル部分が結構硬くて肛門に優しくありませんでした。(笑)
↑注入口が頑丈なポステリザン軟膏。まだ手術の傷口が完治していない肛門には、厳しい相手だ!
選手交代。ナプキンに代わってタオル。
通院一週間あたりで、ナースさんにお尻がかぶれているという指摘を受けました。
痔の手術を終えたとしても、家でわざわざ自分の肛門まわりを鏡でチェックするわけでもなく、かぶれているかどうか気づきませんでした。
とくに痒みはなかったですしね。
そもそも、入院時と入院後の自分の肛門まわりの状態の差など、本人には分からないです。(笑)
出血はあるので一日中、病院にて購入していたナプキンを付けたままでした。
1日にひとつだけ使用が衛生的にまずかったのか?
それが原因かもと考え、また、ナプキンのストック分もなくなりつつあったので、タオルの使用に切り替えてみました。
ごくごく普通の白いタオルです。
タオルは家に充分あったので、一日3回ほど取り替えました。
使い方といっても、そのままだと長いので半分に折ってオムツのように股間にあて、ブリーフを上から履いて固定するだけです。
血の汚れに効果あり。セスキ炭酸ソーダ水。
使ったタオルは洗濯する日までまとめて置いておくのも衛生的にどうかと思い、そのつど浸け置き洗いとしました。
セスキ炭酸ソーダ水をつくり、タオルの汚れた部分にスプレーします。
別に家庭用洗濯洗剤を溶かした水をバケツに用意し、それに使ったタオルを浸します。
3時間ほどおいたら、脱水したあと干して乾かします。
ちなみにセスキ炭酸ソーダはダイソーで売っていた粉のものです。
セスキ炭酸ソーダ水を使用することじたい初めてだったのですが、確かに吹きかけるだけで汚れが落ちていくようでした。
血液などの汚れに有効と以前から聞いていたのですが、充分に効果が実感できます。
術後の出血がある程度収まってきたら、ナプキンを使うまでもなく、このようにタオル使用で充分だと思います。
今後、痔の手術をする予定のあるかたには、参考にしていただければと思います。(笑)
予定通り術後6週間後ぐらいになると、出血も完全に止まったようなので、タオルの使用も止めました。
これをもって、私の内痔核の根治手術治療は終了となったのでした。