私の腰椎椎間板ヘルニア手術覚え書き

こんにちは、ひろつそです。

今回は参考までに私の椎間板ヘルニアに関して簡単な体験談を書きたいと思います。

症状発覚前

身体は硬い方でした。

どのくらい硬い方かというと、前屈の測定で20cmを切るのがやっと程度。
周りの人たちが余裕で床に手を着けるのを見て、なおさら自分の硬さを実感しました。

直接腰にダメージを与えてしまったのは、大学時代の登山だと思います。

20キロ以上の荷物を背にして、一週間ほど縦走。
とはいえ、特に筋トレをしていたわけではなかったので、筋力が平均以上にあったとは考えていません。

若かったおかげか、体力・気力で強引に筋力の無さをカバーしていたと思います。

しかし、今、考えてみると筋力以上に身体が硬かったことが腰にダメージを与えていたのでしょう。
腰に集中する負荷をうまく分散させるためには、スムーズな身体のしなりが必要であったろうと思います。

最初の違和感は左足

左足のふくらはぎに軽いしびれを感じはじめました。

当然、腰から来ているなんて想像できません。
原因はわからなかったのですが、左足にダメージが蓄積したと思い、地元の整形外科病院の診察を受けました。

病院でも初診では筋肉の怪我と判断されたので、電気治療を行うことに。

電気風呂の水槽タイプみたいなものに、左足を突っ込んで治療。

一週間ほど変化なし。
この時点で、椎間板ヘルニアの疑いが出て、総合病院で精密検査を受けるよう
ススメられました。

精密検査を受ける

定番のMRI(磁気共鳴断層撮影)、CTスキャンなど。
後は検査で必ず行われる尿検査・血液検査。

診断の結果、腰椎椎間板ヘルニアであると判明します。

腰の神経が飛び出た椎間板によって圧迫され、足先の神経が突っ張って症状が出るということを初めて知りました。

ずっと筋肉痛だと思っていたところ、原因が判明したのには一安心。

牽引療法を行う

入院して行ったのが牽引です。

ベッドに仰向けに寝て腰にベルトをつけ、骨盤をおもりで引っ張るものです。
軽いヘルニアの症状だと、これで回復します。
ただし、私には効果がありませんでした。

経皮的髄核摘出術

背中から直径3mmほどの管を刺し、鉗子を通して患部の飛び出た髄核を摘出する方法です。

20年ほど前ですが、当時として新しい方法だったようで、今思えば、なにかと担当医の強い推しが有った気がします。笑

施術例を増やしたかったのかも。

但し、今現在でも効果が確実かどうかは専門医の間でも賛否両論のようですね。

手術跡が小さいので身体の回復が早く、術後もすぐに退院できるという魅力に飛びつきました。
麻酔も局所麻酔です。

ただ、手術中に鉗子の先が神経に触ったのか、ピキーーンと電気が走る感覚が一度だけあったのを覚えています。

それが古傷となって今も影響しているかは不明。

手術を行って2日後ぐらいに強引に退院。

術後、足の上がりが良くて効果があったと思っていましたが、結局痛みは取れず。

民間療法で按摩

今思えば、病院に疑問を感じてしまったのでしょう。
痛みが減らないので、隣人の紹介で近所の民間按摩治療を行うことに。

一ヶ月ほど通いましたが、痛みは回復せずに日々すぎただけ。
結果論ですが、逆に患部を悪化させてしまうことになりました。

再び、入院して手術。

2度めの総合病院入院。
今回は最初から切除手術を行うことが目的です。

椎間板ヘルニアの手術として最もオーソドックスな「ラブ法」というものです。
全身麻酔で術台にうつ伏せで寝かされ、患部にメスを入れて、ヘルニア部分を切り取ります。

全身麻酔ですから手術中は当然意識がなく、自分が眠っている間に終わりました。

後でシャーレに入った切除部分を見せてもらったのですが、これがシャーレ一杯に広がる量。
担当医も驚いていました。笑

さすがに、こんな飛び出た状態で、按摩等で治すのは無理ですね。

麻酔が切れるにしたがって傷口の痛みが広がり、辛かった夜を過ごしました。
何度もナースコールをして、そのつど楽な体位に身体の向きを変えてもらう。
横向きはOKでしたが、うつ伏せだけはNGです。

さすがに健康な腰復活とかいかない

数日のリハビリ後、退院。
通常の生活を送れるようになりましたが、やはり腰に傷を負ったせいか、時々、ぎっくり腰になったりと、腰痛と付き合う生活は続いています。

状態が良いときは、調子にのって自転車で遠出をすると、翌日にダメージが腰にやってきたりするので、未だに注意は必要。

まあ、ほぼ100%自業自得ですが。

腰痛持ちであること自体は、受け入れていくとして腰痛のつらさは、なった人でないと理解してもらえないことですかね。

この件に関しては、あらゆる怪我で共通なのでしょうが。

なお、腰痛の原因はさまざまで実際に椎間板ヘルニアの症状は5%ほどだそうです。
私の場合は完全に悪化させてしまった例ですね。