え?いつまでもガンダム、ガンダム言ってられるのかって? できらぁ!

岡田斗司夫氏の『大人の教養として知りたいすごすぎる日本のアニメ』(KADOKAWA,2017)を読みました。
どれも一度聞いたことがある内容だなと思ったら、それもそのはず。
出典が過去の「ニコ生 岡田ゼミ」からだったから。

当然、聞き逃したところも文章化なっているのですが、個人的にショックを受けたのは次の部分。

マイナビが二〇一六年に行ったアンケート調査によると、現役大学生の七割は『機動戦士ガンダム』シリーズを観たことがないそうです。

ええ!?そうだったんだ!
いやまてまて、第一作目のファーストガンダムのこと……、シリーズ全体で、そんなに観ていないのかぁ!!

特にファーストガンダムでおっさんが、「ガンダム、ガンダム」叫んでいるのは仕方がないとしても、シリーズでもせいぜい三割だったとは。
自分が熱中している世界が、けっして世の中と同じ状況であるわけではないことを実感。
そりゃあ、バンダイが危機感を持って小学生たちに普及させようと、最近はガンプラメインのビルドダイバーシリーズに力を入れるわけですわ。

甥っ子にいい加減、ポケモン飽きないのか聞いても、力強く「飽きない!」言われるものなあ。
でも、よく考えたらこれ、自分に「ガンダム飽きないのか?」と言われて答える返事と同じだな。(笑)
いかに幼少期に記憶に印象づけるかが大事ということか。
さすが、企業は考えている。

シリーズ全体でこの程度だから「ファーストガンダム」なんて更に観た人は少ないだろうと、本書のなかで岡田氏が嘆いていたけれど、私のオススメの「ターンエーガンダム」も更に少ないんだろうなあ。
岡田氏の言葉を借りると、
「これだけの作品を観たことがないとは、なんともったいない!」

嘆いていても仕方がないのですが、たとえ細々としてでも長きに渡って良コンテンツだと訴え続けることが大事。
650年以上続く能楽だって、最初は村のはずれの猿楽もどきから始まっただろうし、歌舞伎だって、傾き踊りではっちゃけた見世物が徐々に浸透したんだろし、とにかく何とか続けば伝統となれるものです。

逆に続かなければ伝統になれないってことですがね。

じつはガンダム観るべきと偉そうに言ってるけれど、自分自身、いわゆるファーストガンダムをきちんと通して観ていないかもしれない。
いや、昔のTV再放送で観たはずだけれど、当時はビデオデッキなど家になかったから、見逃した回はそれまで。
いまはバンダイチャンネル等ネット上でまとめて観られる環境だけれど、最近ファーストを見直した記憶がないなあ。

でも4クール、つまり一年通しでやっていたようなアニメは急いで観ると面白みが半減する。
単にストーリーを追う流れ作業になっていて、観終わって印象が薄い。
まとめ視聴だと安いので『聖戦士ダンバイン』とか『戦闘メカ ザブングル』を、急速視聴したけれど昔の思い出に浸る以上に、疲れただけでした。(笑)

コンテンツ楽しむには、相応に楽しみを感じられる時間が必要だなあ。