読後感想『密教宿曜占星術』

『密教宿曜占星術』(羽田守快 著)

読書目的として特に占星術を知りたいというわけではありませんでした。

習慣で毎朝奏上している祓詞(はらえことば)のひとつに「天地一切清浄祓」というものがあるのですが、このなかに出てくる「二十八宿」と「三十六神」について、ふと気になった結果、この本に載ってるのではないかと検討をつけたからです。

たまたま地元の図書館に蔵書としてあったからなのですがね。

簡単に本書の内容を述べると、密教禽獣占いについての紹介で、各々が生年月日、生まれた曜日による組み合わせで自分の性格・運命を36種の禽獣の習性を用いて説明しています。

当然、こちらの方が複雑ですが、ひと昔前に流行った動物占いの元祖ですね。

残念ながら三十六神ではなく、三十六の禽獣でしたが、元を辿れば関連はあるのかと思います。

今回、この本に巡り合って良かったのは、自分の禽獣(星禽)がわかったことです。

私の宿は氐(テイ)。午前に生まれているので該当する禽獣はタヌキでした。

もし生まれが午後六時以降だったら、アナグマです。タヌキはイヌ科でアナグマはイタチ科だからなあ。

生まれた時間がわからないからと、どちらでもいいかと曖昧にするには種類が違いすぎる。時間を記録していてくれた親に感謝。

今までこれといって特別に思い入れのある動物を決められなかった自分としては、今回を機会にタヌキを贔屓にしていっても良いかも。

自分の干支は戌なのですが、それだとあまり考えてないというか単純すぎるし、かと言って猫好き宣言するほど決定的な思い入れもないし。

北海道という理由で、ヒグマやエゾシカ、キタキツネというのもなあ。

あ、タヌキが巣穴にこもって陰の属性だから、活発的に出歩く陽の属性のキツネで補おうとかは、応用が効いてそう。まあ、今、勝手に自分で思いついたのですが。

占いの内容は結構厳しいことが書かれているのですが、他の宿の解説を見ても似たように厳しいことが書かれているので、「結局は誰であれ人生は厳しいものだから気を引き締めてがんばれや」と前向きに解釈しました。

気にしすぎるとヘコむし、本書にも占いはあくまで占いであって結局は本人の心の有り様しだいと言ってましたし、それで良いでしょう。