晴れた日は、手稲山の送信所アンテナ群がよく見えます。

手稲山の標高は1023m。
曇りの日は雲が山頂にかかって見えないことも多いのですが、晴れた日は各放送局のアンテナがよく見えます。

札幌市の中心、大通公園にそびえ立つランドマークといえば「さっぽろテレビ塔」。
このテレビ塔の平地式にたいして、文字通り山頂式であるマウンテントップ方式が手稲山山頂のアンテナ群。

国内の平地式で有名なのは、東京タワーの333m,新しくできた東京スカイツリーの634m。

山頂式だとそれらを有に越えて、標高1023mの手稲山山頂からさらにアンテナ分をプラスした高さから電波を送信できる利点があります。
平地式のテレビ塔採用のNHKに対して、あくまで山頂式にこだわった北海道放送という論争が巻き起こっていたようです。

最初に工事のための道を切り開くことから始めなければならない難工事であり、当時の苦労が偲ばれます。

よく目立つ赤と白のアンテナに言及すると、手稲区の方向から見える順番は
南側にあたる向かって左から、北海道文化放送(UHB)、札幌テレビ(STV)、北海道放送(HTB)でしょうか。

中央の赤い屋根の建物は、2003年まで運営されていた手稲山ロープウェイの山頂駅です。
ちなみに手稲神社奥宮は画面右端の方向。
当然、見えませんがね。

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